元土浦市議会議員 古沢喜幸さんインタビュー

 

日本共産党_共産党_日本共産党茨城県南部地区委員会29

新聞『赤旗』に書いてあることが、現実になるのを目の当たりにした

Q:党活動を始めるきっかけを教えてください。

 30代で労働組合の副委員長をしていたとき、本社の組合事務所の待合室に、いろいろな新聞が置いてあったんです。そこへ行くたび各社の新聞を読み比べていて……きわだっていたのが日本共産党の新聞『赤旗』でした。『赤旗』だけが、厳しく与党の政策を批判していました。最初は正直、「ちょっと大げさじゃないか」という印象でしたが、実際しばらくして、世の中がだいたいその指摘どおりになったんです。目が覚める思いがしましたね。

 これがきっかけで日本共産党を信用するようになり、次第に党の方針に共感するようになりました。知人から入党をすすめられたときにはもう、迷いませんでしたね。

正しいことを、胸を張って言えるのが日本共産党

Q:これまでの党活動を通じて、思うことは何ですか?

  入党3年後からは支部長として頑張って、44歳のとき土浦市議会議員選挙の候補者になりました。二度目の挑戦で当選し、議員活動では、前職の経験(工場設備設計)をフルに生かして、水道事業や公共事業、入札問題を追求しました。

 議員活動をしていて強く感じたのは、「日本共産党の議員で良かった」ということです。土浦市においても行政には、利権が絡む税金のムダ遣いが何十億円もあります。調査すれば明確な事実なんです。だけどこれを追求することは、同じく利権と結びついた政党の議員にはできません。たとえ個人的に「これは不当だろう」と思っても言えないんですよ。所属政党の意志には逆らえないんですね。

 日本共産党の議員だったからこそ、私は「くらしを良くしたい」という自分の意志を貫くことができました。もっとも行政とカネの結びつきは強く、裁判にまで持ち込んでも負けてしまった案件もありますが、道を正せたものもあります。たとえば今、土浦市の入札制度は非常にクリーンな制度になっていますよ。

政治活動は何も特別なことではありません。楽しくやりましょう

Q:サイトを訪問してくれたかたへのメッセージをお願いします。

 誰かの言うことをそのまま信じることは、非常に危険ですよね。とくに危険なのは、世の中のムードに流されてしまうことです。ほんとうは何が正しいのか、自分で考えて"正義"を見つけてほしいと思います。

 考えるための材料やヒントなら、いくらでも紹介します。ぜひ私たちのやっている活動に、気軽に足を運んでください。そして感じたことをどんどん発言してもらえたらと思います。私自身、日本共産党の言うことがすべて正しいなんて考え方はしません。自分の頭で考えた結果、党の方針を納得できるから日本共産党で活動しているんですよ。

 政治活動は意思表示です。何も特別なことじゃありません。みんなで楽しく活動して、もっと良い世の中に変えていきませんか。私たちはいつでも、新しい仲間を歓迎します。